Mr.Carbo’s blog

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**鍋サイズ**がIH調理器の効率に与える影響

IH調理器具の消費電力は鍋のサイズに依存するのかしらべてみました。

✅ 基本原理(IH調理器の加熱方式)

IHはコイルに流れる高周波電流によって磁力線(交番磁界)を発生させ、その磁界が鍋底に渦電流を誘導し、そのジュール熱で加熱します。


📌 結論:鍋のサイズが小さいと損失が増えます

  • IHヒーターのコイル面積 > 鍋の底面積 の場合、    → 鍋の外側に流れた磁束は鍋に誘導されず**空打ち(損失)**になります。

  • つまり、同じ出力設定・時間でも、鍋が小さいと一部のエネルギーが加熱に使われず損失となる。


🔍 具体例(あなたのケース)

  • IHヒーターの直径:35cm
  • 鍋①:直径10cm
  • 鍋②:直径20cm

比較:

  • 面積比(円面積):    鍋①:約78.5cm²(π×5²)    鍋②:約314cm²(π×10²)    → 4倍の面積差

  • 仮にIH出力が一定(例:1000W)としても、    → 鍋①では有効加熱に使われるのはおそらく数百W以下で、残りは空間に漏れて損失になる。


📊 損失の主な原因

原因         内容                        
鍋が小さい       コイル面積に対してカバー率が低く、未誘導磁束が損失
鍋底が薄い・材質不適 渦電流が弱く、効率低下              
鍋が浮いている     磁界の結合効率が落ちる              

✅ 実際のIHクッキングヒーターでは?

  • 多くのIHヒーターは鍋サイズを検知して出力調整している。    → 小さい鍋では出力を下げて電力の無駄を抑制する。    → ただし、加熱スピードは当然遅くなる。

✅ まとめ

条件                 結果                                                
鍋の直径が小さい           損失が大きくなる(非加熱磁束の増加)                                
鍋の直径が大きいがIH面より小さい 適度な効率。IHコイルとサイズが近いと効率良好                          
面積が等しくない鍋を同時間加熱   消費電力はIHが制御するが、加熱効率は鍋サイズに比例しない。損失は小さい鍋ほど大きくなる。

❗補足

IHの「W(ワット)」表示は入力電力であり、鍋への出力効率(加熱される分)は材質・サイズで大きく変わるため、同じWでも鍋の条件で「調理結果」はかなり変わります。


つまり、強弱のセンサーはあれど、加熱対象のサイズがちいさくて空打ちした分は普通に損失するという事でした。 まぁ、火であっても同じ(鍋の側面に熱が逃げるし)だから、仕方ないことでもあるし気にては駄目ですね。

と、思ったのでした。