ケトジェニックって、やってみると意外とハードル高いんですよね。 何がそんなに大変かというと――必要なカロリーを確保することです。
厚生労働省のPFCバランスでは、糖質は全体の50〜60%。 運動しない成人男性なら1日およそ2,000kcalが必要なので、その半分以上、つまり1,000〜1,200kcalを糖質で補っている計算になります。
で、この糖質をほぼカットするとなると…? 残りはたんぱく質と脂質で埋めなきゃいけないんですが、たんぱく質は摂れば摂るほど良いわけじゃない。 必要な分さえあれば十分なんです。
私が参考にしている「PFCバランス212g」でも、たんぱく質は全体の33%。 残りの66%を脂質で摂るとなると、**1,320kcal=脂質150g(MCTオイルなら150cc)**が必要になります。 これ、毎日となるとかなりキツい。結局、食事のたびに20cc以上のMCTオイルを追加… もう完全に“オイル頼み”の生活です。
…ストイックすぎません?(笑)
そもそもケトジェニックの目的って?
ケトジェニックの本来の目的は、糖質を減らして体を糖燃焼モードから脂質燃焼モードに切り替えること。 そう考えると、糖質をゼロに近づける必要ってないんじゃないか、と思うんです。 要は、エネルギーとして糖質が“余らなければ”OK。
糖質を摂りすぎると脂質代謝は止まりますが、1日のどこかで糖が不足すれば、 体は自然と脂質をエネルギーに変えるしかなくなります。
だからこそ、おいしいものを楽しみつつ、糖質をほどよく抑える食事法がおすすめ。
私もそうだったんですが、ダイエットって「やり方」だけを真似して理屈を知らないまま続けがち。 これ、うまくいかない原因のひとつです。 ちゃんと仕組みを理解して実践する――これが成功のカギですね。
あとがき
ケトジェニックは「やるか、やらないか」の二択じゃありません。 大事なのは、自分の生活や好みに合わせてちょうどいい落とし所を見つけることです。
完璧を目指すと、食事は義務になり、楽しみは減り、長続きしません。 でも、少しずつ糖質の量やタイミングを意識するだけでも、体はちゃんと応えてくれます。
「今日はちょっと控えめにしてみよう」 「夜は糖質少なめにしてみよう」
――そんな小さな工夫の積み重ねが、結果的に大きな変化につながります。
食事はあくまで人生を楽しむための手段。 だから、ルールに縛られすぎず、ゆるく・楽しく・賢く取り組んでいきましょう。